【新入荷】エトルリア人の洞窟で造る50年前のワイン醸造「ムスコ2018」

不遇のオルヴィエートで本物のDOCオルヴィエートを造る「パラッツォーネ」

80%のDOCオルヴィエートはピエモンテやヴェネト、トスカーナの大手ボトラーがボトリングしオルヴィエートのエチケットを張っているもの。
そのワインは非常に安く、土地の味が全くしない物です。

その中で「パラッツォーネ」は元々植えられていた品種4種を使って昔からのオルヴィエートを造っています。

しかし彼らもブドウの成熟度合から品種ごとに収穫し、ワインを造り、それをアッサンブラージュしています。

そこで彼らは100年前のオルヴィエートの農家が自宅で飲む為に造っていたワインを再現する事にしました。

それは一つの区画に植わる3つの品種を同時に収穫し、栗の解放発酵樽で全部一緒に発酵をスタートさせます。酵母も天然酵母のみ。マセレーション4日間。
そして発酵が終わったら農家が使用していたのと同じ熟成容器である、ガラス瓶(ダミジャーナ)に移し6か月置いておきます。
澱がダミジャーナの底に溜まったらまた違うダミジャーナに上澄みのみ移し替えまた6か月熟成。
その後ポンプを使わず吸い出す様にして1本筒手作業でボトリング。

オレンジワインやナチュラルワインを造りたいわけではなく、100年前にオルヴィエートで造られていたワインです。
飲めばわかりますが、すべてが丸く調和されていて優しくけれども土壌由来の酸と塩味が後味に残る。洗練はされていませんが、何とも言えないバランスと暖かさ。美味しい…

是非一度お試しください!

ムスコ2018はこちらから