バローロ・ピラ2016

ロアーニャ単独所有の畑

ロアーニャ

バローロ・ピラ2016

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生産地 イタリア/ピエモンテ
品種 ネッビオーロ
ヴィンテージ 2016
受賞歴 95P:Vinous
種類
アルコール度数 14%
容量 750ml

2016年の素晴らしいバローロ

黒い果実とドライローズの香り、たばこ、スパイス等々非常に複雑。ジューシーで甘やか。繊細で甘いタンニンの余韻が素晴らしい。

ライトボディ フルボディ
フレッシュ 複雑
酸味 甘味
タンニン弱 タンニン強

こんなワインです

カスティリオーネ・ファレットに位置する。3方向を森と崖に囲まれた孤立した畑で砂質が主体(石灰質、青色粘土質、トゥーフォ)というバローロでは珍しい土壌。1989年に購入したロアーニャのモノポール。この畑のネッビオーロはマルゴッタでオリジナルのクローンを残していて、ほぼ全てが自根。4.88haで他の畑と面していないので独自のテロワールが残されている。

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WINERY

生産者情報

ロアーニャ

●100年以上変わらない『バルバレスコ』●

樹齢50年以上の葡萄しか使わない。ヴェッキエ・ヴィーニュは樹齢80年以上。ロアーニャでしか味わえない芯のある ワイン。アタックではなく中間からアフターを楽しんで欲しい。

 

100年変わらない

「ロアーニャ」の歴史は古く 1880 年まで遡る。1890 年にバルバレスコが初めて造られたので、それ以前 から「ロアーニャ」はワインを造っていた。 1929 年に「モンテフィーコ」、1953 年には「パイエ」、 1961 年には「アジリ」を取得していった。

『100 年前から何も変えてない。今後も変わらない。 ワイン造りの哲学というより、人生の選択だ』

現当主は「アルフレッド・ロアーニャ」。1971 年が彼の 最初のヴィンテージで「エリオ・アルターレ」と同世代。 あまり知られていないが、「アルフレッド」は「エリオ」と 共に栽培や醸造を研究していた。

『エリオ・アルターレとは反対に何も変えないことを選 択した。ロアーニャは変わらない』

2001 年からは息子「ルカ」が参加。父親と共にワイン 造りを行っている。2007 年には各畑の樹齢毎に分け て醸造を開始したことで畑毎に「ヴィティ・ヴェッキエ」 と通常の畑名ワインに分類された。

『80 年以上の古樹は強い表現力を持っている。古 い樹の葡萄だけで醸造することで、より畑の個性を 表したワインができあがる』

 

50年以上の樹齢が必要

畑では 100 年以上前から化学肥料は勿論、有機肥 料も一度も使ったことがない。春先に刈り込まれる下 草がその役割を果たしてくれる。

『生物多様性を維持することで植物や昆虫、動物、 バクテリアが自然と均衡を保つようになる。人間が 環境を整えることはできない』

彼等の畑のネッビオーロは苗木屋から購入したもの ではない。その畑で育ち順応してきた樹を「マッサル セレクション」で残している。 色々なクローンが混在していることが重要。それぞれ の畑に残っているクローンには意味があると考えてい て、その畑の樹以外の樹を植えない。

『マルゴッタ(プロヴィナージュ)でその畑の樹を増やし ている。危険が伴う増やし方だが、後世に畑の個性 を残す為に必要』

樹が死んだ場合、隣の樹の枝を地中に潜らせて先 端を地表に出しておく。地中の枝から根が伸び、枝 が樹に成長していくことで苗木を植樹せずに親樹の 個性を残していく。 「ロアーニャ」の樹齢に対する考え方は他の造り手と は全く違う。樹齢 20 年以下は彼等にとって「赤ちゃ ん」。ランゲ・ロッソに使われる。 樹齢 40 年以上の樹のみでバローロ、バルバレスコが 造られる。そして 80 年以上の樹のみが「ヴィティ・ヴ ェッキエ」と呼ばれるキュヴェに使われる。

『一般的には樹齢 30 年を超えると収量が減るので 植え替えられてしまう。僕等は30年以上でないと畑 の個性を表現できないと思っている』

 

100日間長期マセラシオン

1989 年にはカスティリオーネ・ファレットの「ラ・ピラ」 を取得。3 方が崖と森に囲まれた畑で砂質土壌。 黒く重い砂層は海底が隆起した層で香を嗅ぐと磯の 香がする。白く軽い砂層は石灰を多く含んでいる層で アルプスに由来する層。

『この畑はフィロキセラの被害を受けていないので自 根のネッビオーロが残っている。第 2 次世界大戦以 前の樹も残っている』

凝固した砂由来の土壌は葡萄の成長に必要な窒素 が極端に少ない。葡萄の成長は粘土質より遅く、収 穫も遅れ、複雑味を得る。 最後に「ロアーニャ」では 100 日間という他の造り手 では考えられない長いマセラシオンを施している。

『長期のマセラシオンで得たいのは濃さではない。旨 味。30 日を超えると旨味が果皮に戻っていき、その 後戻ってくる』