フランチャコルタ・ブリュット・ロゼ・ボケ 2015
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一見チャーミングなのに充実した味わい

ヴィッラ

フランチャコルタ・ブリュット・ロゼ・ボケ 2015

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生産地 イタリア/エミリアロマーニャ
品種 ピノ・ネロ、シャルドネ
ヴィンテージ 2015
種類 泡白
カテゴリー DOCG
醸造・熟成 36ヶ月熟成
アルコール度数 12.5%
容量 750ml

フレッシュだけど立体感がある

柑橘やチェリーなど、爽やかでチャーミングな香り。味わいは立体的で果実のふくよかさがありながらもしっかりドライ。繊細できれいな酸が溶け込んでおり、チャーミングだけでは終わらない充実感がある。

ライトボディ フルボディ
フレッシュ 複雑
酸味 甘味
タンニン弱 タンニン強

こんなワインです

『ボケ』の意味は「赤サンゴ」
日本の小笹原諸島、赤サンゴの色が由来!!

自社畑100%ビオロジック・フランチャコルタ

70%ピノ・ネロ、30%シャルドネ。アッサンブラージュによるロゼ。80%がモストのみのピノ・ネロ。20%が10日間マセラシオンした赤ワインのピノ・ネロ。36ヶ月熟成。5g/Lのドサージュ。



※包み紙は変更になる可能性がございます。

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WINERY

生産者情報

ヴィッラ

 今注目の自社畑のみ!100%ビオロジック・フランチャコルタ

冷涼な東フランチャコルタ、モンティチェッリ・ブルッサーティ
香を大切にしているのでピノ・ビアンコを多めにアッサンブラージュしているのが特徴


❖葡萄から育てる
1960年に当主「ロベルタ・ビアンキ」の父がモンティチェッリ・ブルッサーティの荘園を購入したのがヴィッラの始まり。当時、この地域は町ではなく、小さな集落でした。最高の状態でない畑をビオロジックで修復し、カンティーナの周辺に宿泊施設やレストランを建て、小さな町自体を整備し、1つのリゾート施設のように作り込んでいきます。
『大手生産者にとってフランチャコルタは投資目的だが、僕等は品質を目的に始まった。ロベルタは所有地の土壌分析を行い、相性の良い品種を植樹していった』
スティルワインより高価な醸造設備を必要とし、熟成期間も長いフランチャコルタの生産は「ベラヴィスタ」や「カ・デル・ボスコ」のような大手によって引率されてきました。
『大手生産者は葡萄を購入してフランチャコルタを造る。僕達は造りたいフランチャコルタの為に自分達で葡萄を栽培する。理想の材料を作る事はとても重要だ』
ヴィッラの生産量は「ベラヴィスタ」や「カ・デル・ボスコ」の1/10以下。輸出は、ほぼ日本だけ。イタリア国内は毎年レストランへの直売だけで小売はされていない。
『2006年に現在の規模に到達。この規模が品質を下げずにワイン造りが出来るリミット。それ以降は畑を増やさず、葡萄の質の向上に注力している』
大手生産者は当主が経営担当で醸造や栽培には関与しないのが普通ですが、ヴィッラは栽培、醸造の責任者が当主。醸造家が当主なのです。
『当主が経営だけだと利益や事業拡大、資金効率化が重視されるが、醸造家が当主なのでワインの品質が優先される。だから他の造り手より長く熟成させる事もできる』
120ヶ月間熟成させたセレッツィオーネは12年間地下セラーで熟成されます。これは12年間、お金を寝かせる事を意味し、通常の生産者はなかなかできません。
❖100%ビオロジック
購入した荘園以外には新たな建物は建てず、自然との共存を目指して森を残します。60年代から有機栽培で葡萄、野菜の栽培と放牧も行っている。
『葡萄栽培を始めてから18年間、醸造の試験を繰り返し、1978年からフランチャコルタの瓶詰を開始。当時、フランチャコルタの造り手は10軒しか存在しなかった』
その後も自社畑100%に拘り続け、モンティチェッリ・ブルッサーティとグッサーゴに37haを所有するまでに成長。今でも全ての畑はビオロジックで管理されています。
『肥料は自分達で飼育している牛の糞と葡萄樹などを発酵させて3年間熟成させたもの。除草剤も使わない。フランチャコルタでは数少ないビオロジック農園』
自然栽培の影響で、雨が多い年はウドンコ病で生産量が激減する。2014年は30%減。2013年は25%減。雹害に襲われた1999年は生産できなかった。
畑はフランチャコルタの東、アルプスの麓に位置。「ベラヴィスタ」や「カ・デル・ボスコ」がある西側はイゼオ湖を形成した川からの堆積土で砂質が混じるモレーン土壌。平地で非常に暑い。
『僕等の畑は1億5,000年前の海底が隆起した粘土石灰土壌。海に由来するミネラルが多い。また、アルプス山脈の麓で斜面なので西側よりも冷涼』
畑は23区画に分かれていて土壌に合わせた品種が植えられています。この区画毎に、できるだけ細かく分けて醸造することで区画毎の個性を生かした原酒を得ます。
『小さな造り手では原酒の種類が少ないのでアッサンブラージュで複雑味を作り出す事ができない。23種類の原酒をアッサンブラージュすることで複雑性を得ている』
ある程度の規模がありながら、他人の資本が入っていない独立した状態だからこそ、フランチャコルタとしての完成度や安定した品質を維持する事ができているのです。

❖ピノ・ビアンコが重要
フランチャコルタはスティルワインよりも収量が極端に多いのが当たり前です。泡で果実が隠れてしまう為に水分量の多い葡萄を使うことで量産しているのです。
『僕等は葡萄樹1本から3~5房を収穫する。これはフランチャコルタの平均の1/2程度。ステゥルワインと同じように葡萄自体の味わいを感じさせる為に重要』
植樹率は5,000本/ha(平均的フランチャコルタの2倍)なので収量は自然と落ち、葡萄自体のポテンシャルは高くなる。酵母の香や味わいではなく、果実の香と味わいを感じさせます。
『収穫は全て手摘み。醸造設備は畑に隣接しているので、すぐに18度まで冷却。除梗せずにソフトプレスで4時間かけて65%まで圧搾し、発酵』
酵母は野生酵母のみ。自社畑から採取した彼等の畑独特の野生酵母を4種類培養し、それをブレンドして違うブレンドの酵母をキュヴェ毎に使い分けています。
『フランチャコルタの90%は同じ会社から酵母を購入している。90%は同じ酵母で発酵させているのです。酵母は香、味に大きく影響します。同じ酵母であれば同じ味になるのです』
スティルワインと同じく、酵母、葡萄品種、土壌、天候がフランチャコルタの味わいを決めるべき。同じ酵母、同じ品種、同じ土壌、複数年ブレンドでは個性は表現できない。
『フランチャコルタもヴィンテージの個性を表現すべき。毎年、気候も葡萄の個性も違うのだから、その個性を味わって欲しいので僕達は全て単一ヴィンテージ』
もう1つのヴィッラの特異性がピノ・ビアンコ。近年、排除されているピノ・ビアンコを重視しています。酒質の強いシャルドネだけではヴィッラらしい優雅な味わいは完成しないのです。
『ピノ・ビアンコがヴィッラの個性を特徴的にしてくれる。フレッシュで白い花のような香はピノ・ビアンコから得られる。ドライなワインに華やかさを与えてくれる』