バルベーラ・ダルバ
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バルベーラの果実感はチョコレートのよう

エリオ・アルターレ

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750ml

2019

イタリア/ピエモンテ

赤ワイン

アルボリーナの脇に隣接する畑で北東向き、土壌はアルボリーナと全く同じで粘土石灰質で砂質を多く含んでいる。

樹齢は10~20年程度。

果実と酸のバランスが秀逸!

チェリー、ブルーベリーなどの果実を感じつつ、後からきれいな酸が全体をバランスよく締めてくれます。 軽過ぎず、重過ぎず、どんなシチュエーションでも大活躍間違いなし。

ライトボディ フルボディ
フレッシュ 複雑
酸味 甘味
タンニン弱 タンニン強
生産者 エリオ・アルターレ
品種 バルベーラ
生産地域 イタリア/ピエモンテ
VIN 2019
赤ワイン
醸造・熟成 3~4日マセラシオン。ステンレスタンクで熟成。その後、古いバリックで5ヶ月間熟成。

WINERY

生産者情報

エリオ・アルターレ

●4日間の超短期マセラシオン『バローロ』●

バローロの革命児とも評されるエリオ・アルターレ。現在は娘のシルヴィアと日本人 CHO TESU さんも加わり、エリオを中心に更に純度をめている。近年、カンヌビを取得。

 

ランゲの改革

「エリオ」が成し遂げたのは「バローロ」のモダン化で はない。廃れていたランゲの復興だった。 転換点は1976年のブルゴーニュ視察。葡萄の質を 高め、ボトリングまで行うことで仲買人による葡萄買 取りシステムから脱却できることを学んだ。

『当時は誰も導入していなかったグリーンハーヴェストや摘芯を導入したのもエリオだった』

収量を一般的な造り手の半分以下まで落とすことで 葡萄の質を高めていった。当時の他の造り手には葡 萄を切り落とす行為は受入れ難いものだった。 更に反対する父親の前で大樽をチェンソーで切り刻 み、バリックを導入した。

『エリオは清潔でなかった大樽を捨てた。酸素コンタ クトによってリリース当初から美味しいバローロを造 りたいという強い信念があった。これが原因で父親 とは死ぬまで仲直りできなかった』

 

農民としてのワイン造り

エリオの名刺には VITICOLTORE(農民)と記され ている。モダンというイメージだが、1979 年より除草 剤や殺虫剤、化学肥料は使っていない。

『摘芯もカッターではなくハサミで切る。手で切るこ とで切り口が広がらない。切り口から病気になるの で最小であるべき。昔、農民は皆知っていた』

当時としては短期間マセラシオンやバリックの導入 は衝撃的だった。しかし、同時にエリオは農民のワイ ンである事(自然な醸造)を重要視している。

『例えば酵母。自然派生産者も培養酵母を使用し ていることが多いが、エリオは自然酵母のみ』

発酵をスムーズに始める為に早めに収穫した葡萄 の果皮に付着した自然酵母を培養し、各キュヴェの 発酵のスターターに使用している。酸化防止剤もビ オロジックの規定より圧倒的に少ない。

 

4日間の超短期間マセラシオン

「カヴァロッ ト」の 30 日に対して彼等は 4 日間。

『ロータリーファーメンターの目的は強い抽出ではな い。15分に1回程度ゆっくり回転させることで果帽 が常時ワインに浸かっている状態にすること』

早く回転させれば強い抽出が可能だが、ゆっくり回 転させている。 強い抽出ではなく、果帽を常に浸けておくことが目的。 質の高いタンニンだけを取り出す。

『4 日のマセラシオンでもアルコール発酵がスムーズ に進めばアルコールが媒介となってアントシアニン 等も早く安定する』

早い回転で抽出しなくてもアルコールがスムーズに 生成されればアルコールが媒介となって色素は安 定する。マセラシオンが短くても色合いは十分。

アルボリーナ

標高 300m のすり鉢状。砂比率が高い「ラ・モッラ」 らしい畑。「アルボリーナ」の一番良い区画にはバル ベーラが植えられている。これが「ラリージ」。

チェレッタ・ヴィーニャ・ブリッコ

「セッラルンガ」のプルミエ・クリュとでも言うべき畑。 標高 390m。鉄やマンガンが多く骨格のしっかりした ワインだが、エリオらしいしなやかさがある。

■カンヌビ

『2010 年にカンヌビを取得。カンヌビ・カンヌビと言 われる中央部で最も良い区画』

実験的に機械除梗ではなく、人間の手作業で1粒1 粒除梗した「ウノペルウノ」が造られている。 機械では葡萄を痛めることや腐敗果が混入すること もあるが1粒も見逃さず、完璧な葡萄を使用すると いう日本人的発想から造られた。

『ウノペルウノはテスの考案。腐敗果は 1 粒も混入 しないが、機械と違い手作業は時間がかかるので 酸化との戦いになる』