キャンティ・クラシコ 2018
キャンティ・クラシコ 2018
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キャンティ・クラシコの古き良き美味しさ

ビッビアーノ

キャンティ・クラシコ 2018

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750ml

2018

イタリア/トスカーナ

赤ワイン

ジュリオ・ガンベッリらしさを感じられる!

ビッビアーノが所有する色々な畑のアッサンブラージュ。敷地内丘陵の南西及び北東向きの両斜面で収穫された葡萄を使用。石灰粘土質土壌。ビッビアーノらしさ、ひいてはジュリオ・ガンベッリらしさを表現している。

ピュアで透き通る旨味

チェリーのようなフレッシュで可愛らしい果実感ながら胡椒、スパイスのアクセント。

ライトボディ フルボディ
フレッシュ 複雑
酸味 甘味
タンニン弱 タンニン強
生産者 ビッビアーノ
品種 サンジョヴェーゼ
生産地域 イタリア/トスカーナ
VIN 2018
赤ワイン
醸造・熟成 収穫は9月中旬からスタート。除梗後、ステンレスタンクで16日間発酵、マセラシオン。セメントタンクで12ヶ月間熟成後、4~6ヶ月間の瓶内熟成。
アルコール度数 13.5 %

WINERY

生産者情報

ビッビアーノ

●ジュリオ・ガンベッリが60年かけて作り上げた●

ジュリオ・ガンベッリが提唱した長期マセラシオンに代表される独特のワイン造りを今に残す。現代のキャンティ・クラシ コの濃厚で力強さを重視した潮流とは違い繊細で赤系果実を感じさせる。

故ジュリオ・ガンベッリの教え

「ビオンディ・サンティ」に学び、「カーゼ・バッセ」「モン テヴェルティーネ」「ポッジオ・ディ・ソット」「ヴィラ・ロ ーザ」等を指導したジュリオ・ガンベッリ。

『1942~2004 年までガンベッリはビッビアーノで働 いていた。彼の思想を今に残している造り手の代表 格こそがビッビアーノ』

数値分析に頼る事なく、葡萄の味とワインの試飲をワ イン造りの基本とし、正確な試飲分析で仕立や葡萄 の状態までも言い当てたと言われている。

『ガンベッリ最大の特徴は長いマセラシオン。現代の キャンティは 10 日前後が主流だが、ビッビアーノで は 15~30 日と非常に長くなっている』

長いマセラシオンがサンジョヴェーゼの本当の個性を 引き出す唯一の方法であり、長くマセラシオンする為 には健全な葡萄が必要になる。

『長いマセラシオンには高い葡萄の質と清潔さが必 須。腐敗果が揮発酸のリスクを上げる。醸造環境が 不衛生だとブレットのリスクが高まる』

ガンベッリの要求は非常に厳しく、僅かな SO2 以外 ベントナイト、アラビアガムなどの使用は一切許されず、 毎日の徹底的な清掃も要求された。

『グラン・セレッツィオーネは 20 日以上。本当に偉大 な年で最高の葡萄が手に入った時は 30 日以上の マセラシオンが必要になる』

サンジョヴェーゼの純粋さ、緻密さ、そして偉大さを 得るには長い時間と最低限の温度管理だけで自由 に成長させる事が最重要。

『気難しく、天候や醸造環境の影響を強く受けるサ ンジョヴェーゼは醸造技術で強制されがちだが、そ の本当の個性は技術では作れない』


キャンティ最古参の1人

『150 年の歴史があるが、ガンベッリが参画する以 前はテーブルワインと野菜を作る荘園だった。その 頃のトスカーナ(田舎)らしさを無くしたくない』

1865 年に設立されたビッビアーノ。長く「マロッケージ ·マルツィ家」が所有している。キャンティ・クラシコの 中で最古の歴史を持つ家族の 1 つ。

『トスカーナは外国資本が入り、巨大化し、その味わ いを世界基準に変えてしまっている。ビッビアーノは 後世に残すべき文化財でもあるのです』

現当主は 5代目のトンマーゾとフェデリコ兄弟。カステ ッリーナ・イン・キャンティに位置し、30ha の中に葡萄 畑、オリーブ畑、森を所有している。

『栽培する品種は土着品種のみ。エトルリア時代か らワイン造りが行われてきたのだから、土着葡萄に は意味があるはず』

品種はサンジョヴェーゼ・グロッソ、サンジョヴェーゼ、 カナイオーロ、マルヴァジア・ネラ、チリエジョーロ、コロ リーノ、トレビアーノ、マルヴァジア・トスカーノ。

『サンジョヴェーゼ・グロッソはガンベッリがモンタルチ ーノの最も伝統的なクローンを移植したもので、今や 貴重なクローンとなってしまった』

世界的な流行に一切興味がなく、ジュリオ・ガンベッ リの教えを元に、ワインで「土地の歴史」を後世に残し ていくのがビッビアーノの仕事。

 



経済がワインをダメにする

技術や文明、何より経済の大きな変化はワインを不 自然なものに変えてしまっている。本来のワインは農 作物と同じように土地の味がするもの。

『土地、品種の本来の姿、ヴィンテージの個性を表せ ていないワインが多くなってきている。我々はそれに 気付き、恐れるべきだ』

何処の土地で造られたか解らない美味しいワインより、 土地の味がする素朴なワインの方が良い。土地の味 を邪魔するバリック培養酵母も必要ない。

『長くキャンティに存在し、自然交配し、自然淘汰さ れ、変異しながら土地と共に生き残った土着品種で しか土地の味は表現できるはずがない』

カステッリーナ・イン・キャンティの個性を引き出す最 も優れた品種が土着品種であり、それを隠す醸造は 悪で、醸造で個性を最大化すべき。 畑は有機栽培が実践され、2013 年には ICEA 認証 も取得。これは土地の味を追求する長期マセラシオ ンを実現する唯一の方法だった。

『有機栽培で自然の影響を強く受けることが重要。 自然と収量が減り、葡萄は生き延びる為に強い果 皮を作り、酸度、糖度、タンニンも強くなる』