コレクション: ボジョレー・ヌーヴォー2021
Beaujolais Nouveau 2021
Philippe Pacalet, M.Lapierre, Georges Descombes
マルセルの意思を継ぐ3人のヴィニュロン
ジュル・ショヴェ、そしてマルセルの教え
60歳の若さで他界したマルセル・ラピエール。ボジョレー地区だけでなくフランス全土で彼のヴァン・ナチュールに対する考え方は多くの造り手達に支持され急速に広がっていった。マルセルは78年より自然なワイン造りに傾倒していく。80年にジュル・ショヴェ氏と出会ったことで想いは確信に変わったと言う。30年以上に渡って自然なワイン造りを追求し続けてきたマルセル・ラピエール。そのマルセルの一番弟子と言われるのがジョルジュ・デコンブ。元々瓶詰め業者としてマルセルのボトリングを行っていたがマルセルの人柄、ワインに魅せられた。フィリップ・パカレはマルセルの甥にあたる。理論的思考と幼い頃から肌で学んだマルセルからの教えを昇華させる。そして、毎年ラピエールの収獲の手伝いに来ていたマリー。マルセルと意気投合し結婚、シャトー・カンボンを立ち上げた。マルセルのワイン造りは彼女の生活の一部だ。息子マチュと共にヌーヴォーを醸す。
▼2021年はどんな年?3生産者から動画が届きました!
>> Marie Lapierre マリー・ラピエール<<
マルセルの妻であり、最高の理解者
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マルセルとの出会いは葡萄畑 ある年のマルセルの元へ集まった収穫人の中にマリーがいた。意気投合し結婚。結婚後は常にマルセルの傍らで様々なヴィンテージを共に経験してきた。「なにも特別な事は無いわ。マルセルが行っていた事を続けていくだけよ」今年も昨年同様にマリーが中心となって、息子のマチュと共にヌーヴォーを仕込む。 鮮烈な赤系果実 シャトー・カンボンの葡萄から造られるラピエールのヌーヴォー。天然酵母がもたらすグラスから溢れる様な赤系果実の香りと旨味が特徴的だ。厳しく選果した健全な房のみを仕込む事で、醸造過程では一切SO2を加えず極少量のみ瓶詰め前にのみ添加する。またセミ・マセラシオンカルボニックによる発酵中は出来る限り手を加えない。マルセルのヌーヴォーは最も近くでそれを学んだ家族の手で今年も変わらぬ品質で造られる。
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>> Philippe Pacalet フィリップ・パカレ<<
甥っ子は叔父を超えるか!?
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ラピエール・ファミリー フィリップ・パカレがマルセル・ラピエールを叔父に持つという事は今では多くの人が知る事実である。実際に、マルセルがパカレに与えた影響は非常に大きい。マルセルのお陰でジュル・ショヴェとも出会い、今のパカレのワイン造りの根幹となる理念に巡りあったのだから。パカレは今年もボジョレー・ヴァン・ド・プリムールを造る。使用するのはラピエール・ファミリーの葡萄。 『ガメイは本来エレガントだ』パカレ 偉大なる叔父が努力を注いだこのボジョレーの土地をリスペクトしながら、パカレ流のヌーヴォーへと仕上げて行く。彼の他のワインと同様に自然酵母のみで発酵。醸造中にはSO2は加えず、必要に応じて瓶詰め前に極少量のみ添加。ガメイ種は本来エレガントで気品のある品種と考えるパカレのヌーヴォーはフェミニンで透き通る様な飲み口を持つ。また長熟のポテンシャルもあり、熟成後も楽しみ。 |
>> Georges Descombs ジョルジュ・デコンブ<<
マルセルの一番弟子
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マルセルは飲み仲間 「私が造りたいのはこういうワインだ」初めてマルセルのワインを口にした時の衝撃をジョルジュは今でも忘れない。一番弟子としてマルセルのワイン造りの理念を学び、また、彼を通してジュル・ショヴェの教えも学んだジョルジュ。彼の畑はマルセルと同じヴィリエ・モルゴン村にある。花崗岩の上に風化した粘板岩が重なるこの村からは、10あるクリュ・ボジョレーの中でも、力強く骨格のしっかりとしたボジョレーが生まれる。 今注目の造り手 更にデコンブの畑は村の中で最も標高が高いい。冷涼な気候と日夜の気温差が葡萄をゆっくりと成熟させ、良質なタンニンを含み驚く程の凝縮感と力強さをワインに与える。マルセルの意思を継ぎ、モルゴンを代表するボジョレーの造り手となったジョルジュが、今年も素晴らしいヌーヴォーを手掛ける。 |
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