コレクション: ロアーニャ
ヴィンテージについて・・・
冷涼な2014年と温暖な2015年
▼2014年と2015年の比較試飲を行いました!
《2014年は地中の年》
2014 年はヴェッキエ・ヴィーニュの底力が感じられる。重厚さ、旨味が圧倒的でミネラル感や繊細さの後ろに、底力が感じられるのが凄い。2014 年はミネラル感、酸度が高く、まさに地中の味わいを感じる事ができる。ワインとしてのポテンシャルは高く、熟成ポテンシャルも非常に高い。早めに抜栓することで香も味わいも広がる。
《2015年は地上の年》
果実がしっかり熟しているが、過熟ではなく、2014 年以上に畑の個性を今の段階で感じ取る事ができる。2015 年のような温暖な年は太陽を多く浴びる大きな骨格を持つ畑ではなく、パイエなどの冷涼畑の方が複雑味を持っている。
《ソムリエさん達からの感想》
2015 年のバルバレスコ・パイエは格別だ。圧倒的でロアーニャの歴史の中でも最高の名作と言える。それにしても、ランゲ・ロッソ 2015 は考えられないコストパフォーマンス。驚いた。バローロ・ピラとバルバレスコ・パイエの 40 年以下の樹のブドウから造られているので当たり前と言えば、当たり前なのだが…。
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