セット・シラブ・ロゼ 2019
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7品種ブレンドの薄旨ロゼ!

バラジウ・デ・ヴォシェール

セット・シラブ・ロゼ 2019

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生産地 フランス/ローヌ
品種 グルナッシュ・ノワール、ムールヴェードル、カリニャン、サンソー、グルナッシュ、シラー、クレレット
ヴィンテージ 2019
種類 ロゼワイン
醸造・熟成 ワイン造りは白と同様、ゆっくりと時間をかけてプレスし 2ヶ月以上かけて自然に発酵。酸化防止剤無添加。
容量 750ml

甘みのある癒し系ロゼ

ジンジャー、中国茶などバラジウの典型的な香り。少し甘みがあるが酸もあるので飲み進められる。スパイシーな料理と相性バッチリ!

ライトボディ フルボディ
フレッシュ 複雑
酸味 甘味
タンニン弱 タンニン強

こんなワインです

【キュヴェ・セット・シラブ】年により異なるキュヴェ名がつく。タヴェルの南、西、北の3つの畑。グルナッシュ・ノワール、ムールヴェードル、カリニャン、サンソー、グルナッシュ、シラー、クレレットの7品種(Sept)が植えてあり、その葡萄をアッサンブラージュしたもの。年により比率は変わります。(なのでSept Syllabesなんです)ワイン造りは白と同様、ゆっくりと時間をかけてプレスし2ヶ月以上かけて自然に発酵。2019ヴィンテージは2つのタンクのロゼがありました。前回リリースされたロゼは小さいタンクで作られ、ムールヴェードル、サンソー、カリニャン、シラーの4品種のみのブレンド。400本のみでした(美味しかったですね)シラーが多かったために濃い色調でした。今回入港の2つ目のタンクは最初のロゼから6ヶ月後の2020年の10月にボトリングしたもので7種ブレンド。シラーは少なめですので少し薄め。酸化防止剤無添加。

バラジウ・デ・ヴォシェールのワイン

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    バラジウ・デ・ヴォシェール

    濁りにはエネルギーがある!?

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  • ルージュ・ヒソップ2017

    バラジウ・デ・ヴォシェール

    葡萄のエネルギーが迫ってくる!

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    バラジウ・デ・ヴォシェール

    甘くて華やかなスパイスの印象

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    黒い果実の凝縮感にカカオとスパイスがプラス!

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WINERY

生産者情報

バラジウ・デ・ヴォシェール

●7品種混植混醸のタヴェル、完全酸化防止剤無添加●

北タヴェルはシャトーヌッフ同様の複雑な土壌。その複雑な土壌で混植混醸された葡萄を完全酸化防止剤無添加 で仕上げた生ワイン。ラングロールとは全く異なる個性。

ラングロールに刺激された

南部ローヌの主役はシャトーヌッフ・デュ・パプ。タヴェルとリラックは有名なだけで内容の無い商業的ワイン産地に成り下がっていた。

『タヴェルに足りなかったのはテロワールでも天候でもなく、造り手の情熱だった。ラングロールの成功でそう気付かされた』

退屈なタヴェル・ロゼを変えたのが「ラングロール」。自由で自然なワイン造りで圧倒的美味しさをタヴェルから発信。世界中で人気となった。

『ラングロールから1本道を挟んだ所に位置するのが「バラジウ・デ・ヴォシェール」。現当主はクリスチャン、ナディアの仲良し夫婦』

クリスチャンの義父「バラジウ」が198 年に「シュマン・デ・ヴォシェール」に創業した農家で、野菜の栽培が主だが、少しの葡萄畑も持っていた。

『地元農家のクリスチャンとアルジェリア北部を拠点とするベルベル人でカビル族出身のナディアと結婚し、2007年からワイン造りを始めた』

元サッカー選手ジネディーヌ・ジダンもカビル族出身。アルジェリアはワイン造りが盛んで工業的でない、自然なワイン造りが今も行われている。農家的で穏やかなクリスチャンが葡萄も含めた畑作業を担当。反対に、いつも元気で積極的なナディア がワイン醸造を担当している。

『醸造学校には通わず、自然と身に付いたワイン造りを実践しながら、タヴェルに合ったビオディナミを独学で勉強し取り入れている』

義理の父親から相続した畑はタヴェルとリラックに合わせて1ha。平均樹齢は1990年で 7種類の葡萄品種が混植されている。

『南ローヌの田舎の農園は伝統的にグルナッシュ、 サンソー、シラー、ムールヴェードル等を混植していた。今では非常に珍しい』

タヴェルの商業的ワイン造りとは無縁の田舎の農家の葡萄畑。シャトーヌッフやジゴンダスでは見つけることのできない自然な畑が残っている。


樹齢90年混植混醸

2007年からワイン造りを開始するが、AOCの規制 に従いながら、最小限の農薬を使って造っていた自分達のワインに納得できず、中断してしまう。

『2011年からビオディナミを導入し、一切の農薬の使用を中止。ワイン醸造でも亜硫酸も含め何も加えないように変更された』

ビオディナミ調剤やコンポストも自分達で造る。購入することはなく、信用できる友人の家畜の糞や野菜、ハーブを使っている。 全ての畑は混植でゴブレ仕立て。通常のゴブレとは 異なり、枝は地を這う様に自由に伸ばされているので機械は入れない。

『伸びたい方向に伸びるのが理想。生産性の為に強制するのは自然な葡萄樹とは言えない。葡萄樹は自然な状態で最もその個性を発揮する』

タヴェル南部は重い粘土質だが、彼等の畑が位置する北部の土壌はシャトーヌッフと似ていてガレ、粘土石灰質、砂質が複雑に入り組んでいる。

『シャトーヌッフ同様に色々な土壌と混植された葡萄品種がワインに複雑さを与えてくれる。ドリンカブルなだけのロゼは造らない』

 

 

酸化防止剤完全無添加

ワイン造りも至ってシンプル。手作業で収穫した葡萄はコンテナを改造した冷蔵庫に入れて冷却。

『収穫した葡萄を6度で冷やすことでハサミムシが出てくるのと発酵温度を低くすることでワインはフレッシュさと香を手に入れる』

冷やすことで酸化も抑えられる。1日冷やした白葡萄はバスケットプレスで圧搾してステンレスタンクで 全ての品種を一緒に発酵。赤品種は全房のままステンレスタンクに投入。セミ・ マセラシオンカルボニックでマセラシオン3~4週 間。そのまま1年間熟成させる。

『醸造中、亜硫酸は一切使用しない。梗に含まれる酵素と天然のタンニン。そして発酵由来の二酸化 炭素を活用して酸化防止する』

二酸化炭素や窒素も使用せず、酸素と触れ合うことが多い状態でのワイン造り。白品種はバスケットプ レスで一時的に酸化されている。

『果汁段階から酸素を経験することで酸化から強くなる。色調は少し濁るが、酸化に抵抗力を持ったワインが出来上がる』

年産10,000本のワインは収穫からボトリングまで一 切の酸化防止剤を添加しない。ノン・フィルター。