ブラッツァン・コッリオ2019

海のフリウラーノ

イ・クリヴィ

ブラッツァン・コッリオ2019

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生産地 イタリア/フリウリ
品種 フリウラーノ
ヴィンテージ 2019
種類
容量 750ml

冷涼な雰囲気を持っているワイン

海由来の土壌の畑。アニスやグレープフルーツのような香りが広がる。Galeaよりも冷涼な雰囲気が強くミネラル感を強く感じる。

ライトボディ フルボディ
フレッシュ 複雑
酸味 甘味
タンニン弱 タンニン強

こんなワインです

始新世の土壌でマールが主体で砂質が混じる。樹齢70年。ブラッツァン畑は日照量が少なく、夜間の冷え込みも強い。

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WINERY

生産者情報

イ・クリヴィ

●マロラクティック発酵なしで樹齢80年の古樹を表現●

『マセラシオンしない』、『マロラクティック発酵しない』、『野生酵母のみでの発酵』、『清澄しない』。高樹齢の樹のエ ッセンスをできる限り素直に表現する。

荒廃した畑を復活させる

『20年前、この地のワイン文化は失われていた。土地の味のするワインの復活を夢見て葡萄畑を探し た。そして荒廃した葡萄畑を見つけた』

「イ・クリヴィ」当主「フェルディナンド・ザヌッソ」はアフリカ放浪から戻った90年代初め、フリウリの伝統的ワインの復活を夢見て葡萄畑を取得。当時、「コッリ・オリエンタリ・フリウリ」地区は工業生産型ワインが主流で伝統的なワインは皆無。 「フェルディナンド」は偶然見つけた樹齢 60~80 年 という古い畑を購入した。

『葡萄畑は荒廃していたが、幸運なことに農薬で痛めつけられていた訳ではなかったので葡萄樹に生 命は宿っていた』

古い樹を活かし、マルゴッタで種を保存。少しずつ葡萄樹を増やしていった。この古い畑には色々な種のクローンが混在していた。工業的モノ・クローンで はなかった。

『土壌、気候、伝統が邪魔されずにワインに現れるように補助をするだけで良い。本来備わっている資 質以上に引き上げようとしてはいけない』

畑は「コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ」の「グラモリャーノ」丘陵に4ha。隣接する「コッリオ」の「クアリン」丘陵に8ha所有。 畑の中に家があり、住んでいるので化学的な薬品や化学肥料は使わない。葡萄樹の病気には全て手作 業で対処する。銅と硫黄のみ使用。

『ワイン造りは正直であり続けることが重要。ワイン は歴史と真実を語ってくれるもの』

彼等は有機栽培だけでなく「バイオディヴァシティ」(生物多様性)の考え方で、周囲の自然環境との共存を目指している。

モスト・ディ・フィオーレだけ

理想のワイン造りは葡萄に語らせること。葡萄果汁 をできるだけシンプルにワインに変えていく。他の要 素を全て排除することが重要。

『野生酵母のみで発酵。マセラシオンはしない。マロ ラクティック発酵もしない。清澄もしない。ワインに 搾りたての葡萄の香があることが理想』

マセラシオンは全くしない。葡萄は葡萄の重みでつ ぶれていく。機械を使わず軽く手でプレス。

『葡萄から出てくる最初の果汁は濁りがなく、圧倒 的に香が強い。このモスト・ディ・フィオーレだけで繊 細な葡萄そのものの香を得る』

果皮や種子の要素が出ていない果汁のピュアさが 「モスト・ディ・フィオーレ」にはある。 この繊細な香や味わいを隠さない為にマロラクティッ クもマセラシオンも行わない。香を閉ざしてしまう亜 硫酸も醸造時は無添加。ピュアさを追求する。

『マロラクティック発酵によって色々な味の要素が 産まれるが、果実そのものの表現は弱くなる。マセ ラシオンも同じで果皮や種の要素を抽出すれば果 汁の繊細さは隠れてしまう』



樹齢80年のフリウラーノ

醸造以上に重視しているのが樹齢。

『若樹は自分を理解できてない。未熟。樹齢の高まりと共に葡萄樹は土地を理解する。収量は落ちる が、葡萄のエッセンスは強くなっていく』

シンプルな 醸造を採用しているので若い樹の水分量の多い葡萄ではワインとして成り立たない。 古い樹は房数も少なく、水分量も少ない。その凝縮 したエッセンスをワインにする。 一番若い「リボッラ・ジャッラ」でも樹齢 30 年以上。 ベースの「フリウラーノ」「ヴェルドゥッツォ」「マルヴァ ジア」でも樹齢 60~80 年という樹齢の高さ。 更に、クリュの「ガレア」の樹齢も 60 年以上。コッリオ のクリュ「ブラッツァン」に植えられている「フリウラー ノ」と「マルヴァジア・イストリアーナ」の樹齢は 80 年を 超えている。

『フリウリはマセラシオン白ワインの産地ではない。 一番搾りの果汁だけで十分に葡萄そのものの味を 楽しめることを証明していく』