こんなワインです
生産地はエミリア・ロマーニャのオリオーロ。粘土砂質土壌で海抜 150m。ナチュラルワイン界では有名なクラウディオ・アンカラーニと共に醸造。手摘みで収穫。除梗し破砕後、48時間のマセラシオン。その後、プレスして、モストをのみをコンクリートタンクで自然発酵、そのまま6ヶ月間熟成。無濾過、無清澄。軽めのオレンジで若い内から楽に飲めるワイン。
ウアインのワイン
WINERY
生産者情報
ウアイン
自然なワインを、楽しく、飲んで持ち歩くバッグワイン
イタリアのナチュラルワイン専門インポーターが取扱い生産者と協力して造り始めたバッグワイン。
セカンド・プレスを使わず、ノン・フィルターで仕上げた本気のナチュラルワイン!
❖ナチュラルワインの専門家❖
ナチュラルワインを輸入、イタリア国内で販売している「ヴィティヴィーニ」。イタリア国内の造り手も扱っています。そんな彼等が新しく立ち上げたプロジェクトが「ウアイン」。
『僕達イタリア人は毎日を楽しむ為にワインを飲む。それだけでなく、ガストロノミックであり、更には栄養補給でもある。美味しくて体に良いものであるべき』
彼等の取扱いワインは「ギイ・ブルトン」「シルヴァン・パタイエ」「フランシス・ブラール」「ヴァルテル・デ・バッテ」「モンテセコンド」…とナチュラルでも繊細で綺麗なワインが並びます。
『ナチュラルワインはワインの味わいの常識を変えた。次は容器の常識を変えたい。もっと気軽に、誰もがナチュラルワインを楽しめるようにする為のバッグワインです』
ピエモンテのスロー・フード大学で共に学んだ社長とヴィティヴィーニのアンドレア、更にカンティーナ・フィーコモンタニーノ当主マリアが協力し、2020年にウアインを設立。
『ヴィティヴィーニが取り扱う造り手のワインをタンクごと買い取り、ヴァルファッチェンダ醸造責任者ルカの協力でアッサンブラージュしてボトリング。バッグに詰めています』
毎年、ヴィティヴィーニが取り扱う造り手と話し合い、誰のどの葡萄、ワインを詰めるかを決めていくので、その年の各造り手の状況によって中身のワインは変わります。
❖地球にも飲み手にも優しく❖
2リットルのバッグは三重構造。透明のポリエステルで衝撃から守り、メタル加工ポリエステルで日照から守られ、低密度ポリエチレンで酸化から守られています。勿論、リサイクル可能です。
『ボックスは要りません。二酸化炭素排出量を減らし、リサイクル可能なプラ製バッグだけにする事で重量も下がり輸送負荷も減ります。まさに地球にも飲み手にも優しいのです』
日照対策のメタル加工を活かしたシンプルなシルバーのバッグには手持ち用の穴が付けられます。気軽に街中でも持ち歩けるスタイリッシュな見た目は飲み手を楽しくさせるはず。
『未開封であれば2年程度の熟成、保存が可能。開封後は30日間ボトリング時と同じ美味しさをキープできます。そして勿論、ブショネも無いんです』
サステイナブルなワイン造りは今後も重要になっていきます。それは葡萄栽培とワイン醸造では終わりません。容器、そして輸送もその一部と考えるべきなのです。
『勿論、造り手のセラーからイタリア国内倉庫、イタリア国内輸送、海上輸送、日本国内倉庫、輸送まで一貫した温度管理で最高の品質を実現する事が大切』
そして中のワインは毎日飲みたくなるようなフレッシュでナチュラルなワイン。もう、ボトルを開ける煩わしさも、ボトルを捨てる面倒も、飲み残しの心配も要らないのです!
❖本気のナチュラルワイン❖
世の中に沢山存在するバッグ・イン・ボックスは、そのほぼ全てが工業的ワインであって、残念ながらワインを愛する人達が飲みたいものではありません。
『スーパーの棚に並んだバッグ・イン・ボックスは大量に収穫された葡萄を買い取り、培養酵母で発酵。フィルターで何度もろ過し、安定剤で安定させています』
ナチュラルワインであっても、安価なバッグ・イン・ボックスはセカンド・プレスを使用するのが普通で、不安定なのでろ過をして、通常より多い酸化防止剤で安定させています。
『通常のバッグ・イン・ボックスはセカンド・プレスのラッキング後の最後の残りのワインを使用する事がほとんど。ボトルワインに使用しないワインなのです』
当初、バッグに詰めるナチュラルワインを探し始めた際、非常に難航しました。セカンド・プレスではワインは安定せず、ノン・フィルターや安定剤なしでは詰められなかったのです。
『自分達が毎日飲みたいナチュラルで安価なバッグワインを探すのは諦め、自分達で造る事に決めました。ヴァルファッチェンダの醸造責任者ルカと一緒に』
ワインは極少量の酸化防止剤以外の添加物は一切使用しません。有機栽培で育てられた葡萄を野生酵母のみで発酵。ノン・フィルターでバッグに詰めています。
『セカンド・プレスは一切使用しません。これによってフィルターなしでもワインは安定し、無酸素状態でバッグに詰めることが可能になりました』
ノン・フィルターで生きているナチュラルワインがバッグに詰められました。ワインを愛する人達が満足できる初めてのバッグワインが出来上がったのです。