シヴィ・ピノ・グリージョ・アンブラ・ホワイト・ラベル 2022

可愛らしいロゼ色!

モヴィア

シヴィ・ピノ・グリージョ・アンブラ・ホワイト・ラベル 2022

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生産地 スロヴェニア
品種 ピノ・グリージョ
ヴィンテージ 2022
種類
容量 750ml

ピノ・グリージョを可憐に表現

Sivi Pinot Grigioに比べ、よりピンクがかった色調。香りには華やかさも感じられ、酸は穏やか。

ライトボディ フルボディ
フレッシュ 複雑
酸味 甘味
タンニン弱 タンニン強

こんなワインです

9月前半に手摘みで収穫。5 日間の低温浸軟後、ソフトプレス。土着酵母による温度管理発酵。10 か月澱とともに熟成。70%は225リットルのオーク樽、30%はコンクリートで熟成。

モヴィアのワイン

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    モヴィア

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    水中抜栓!

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WINERY

生産者情報

モヴィア

スロヴェニアのテロワールワインを牽引する老舗

 
❖300年の歴史ある農園❖

モヴィアの農園の歴史は1700年までさかのぼる事が出来ます。1820年にモヴィア家の娘がクリスタンチッチ氏と結婚し、今のワイナリーが始まりました。モヴィア家は第二次世界大戦中、ナチス軍からのユーゴスラビア解放に対する支援を行った為、協同組合に葡萄を納入する必要がなかった唯一のワイナリー。多くのスロヴェニアのワイン生産者が苦しめられていた時代でも彼等だけは自由にワインを造る事が出来ていました。
所有している土地は32haで、そのうち葡萄畑は24ha。
『葡萄だけ栽培されている状態は不自然。様々な動植物と共存している環境が理想。下草は刈らず生やしっぱなしにしているから、葡萄の根は他の植物の根から逃げ地中深く伸びていく』 
1990年代から全ての畑でビオディナミを実施。除草剤、殺虫剤、殺菌剤は使わず、ビオディナミ調剤とボルドー液のみ使用。ボルドー液の使用も1ヘクタール辺り3kg未満と、少量の散布に抑えられています。使用する堆肥も全て自家製。彼等が育てている牛、ヤギのフン、麦、葡萄の果皮、種、梗等で造っています。そして2004年には、スロヴェニアで初となるオーガニック認証を取得しました。
現在の当主は8代目のアレシュ・クリスタンチッチ。彼はテレビにも出演するほどの有名人。バラエティ番組でギターを弾き歌ったり、料理番組に出たりと大人気。表向きだけでなく、パドヴァ大学では醸造学の学位を取得。ロマネコンティやCh.ペトリュスにも在籍していた経歴を持ちます。栽培から醸造まで、すべての作業はアレシュのジャッジによって決められています。収穫のタイミングから発酵に関する事まで、アレシュの長年の経験と勘と情熱が全てです。


❖樹齢によって変わる表現❖


所有する畑はコッリオとブルダに位置します。この地域の典型的土壌である泥灰土とポンカ。特にスロヴェニア側の標高の高い部分はポンカが多く、乾燥した土壌で相性の良いリボッラを栽培しています。標高の低いフリウリ側の畑は湿った粘土の比率が高くメルロー等と相性が良いです。
『イタリアとの国境は自分達には存在しない。所有している畑の土壌はどれもこの地域の典型的な物で、石灰とポンカの量により畑の個性が分かれている』
年間降雨量は約1500mlと湿気の多い気候で、真夏でも夜になると10℃以下に下がる。この寒暖差が葡萄に大きな影響を与えている。
一番古い畑は1962年に植樹したスロヴェニア側のフォヤナでリボッラが植わっており非常に重要な畑。アレシュは樹齢がワインに大きな影響を与えると考えているため、葡萄の樹齢によって、造るワインを分けています。樹齢20年以上の葡萄で造っているのがブラックラベルシリーズ。それ以下の樹齢の葡萄(一番若くても樹齢15年)で造るのがシルバーラベルシリーズです。
『樹齢20年以上の葡萄は地層深くまで根を伸ばしいくつもの地層を通って地中から複雑なミネラルを多く吸収する。私達の土地の全てを表現する事が出来るその為樹齢によって造るワインが違う』
醸造は天然酵母で温度管理をしながら発酵。清澄、フィルターも行わずに瓶詰時に極少量の亜硫酸を添加するだけ。亜硫酸の使用量は50mg/l程と少量。ワインの味わいにネガティブな要素が少しもあってはいけない為、基本的には亜硫酸を使用。
『私の主な目標は常に、良い農家、真の農家になること。そして、自然が私たちに与えてくれたものを破壊しないこと。それが本物のワインを作る唯一の方法であり、このアイデアが息子にも受け入れられていることをとても嬉しく思う』
子供の頃から父アレシュと一緒にブドウ畑やセラーで働いてきた9代目のラン・クリスタンチッチにアレシュの哲学が引き継がれていき、更に発展が期待されます。


❖亜硫酸無添加ワイン❖


アレシュは自然が与えてくれたものを壊さずワインに表現する為、極少量の亜硫酸を使用しますが、本当に何も足さない葡萄だけのワインを造る事を決め、亜硫酸無添加の「ピュロ」と「ルナール」の2種類を造っています。
■プーロ・ブリュット・ナチュール
1999年初リリース、ヴィポルツァーノ(イタリア)と、カサルナ(スロヴェニア)のシャルドネ100%。除梗し、12時間の低温浸軟の後、圧搾してモストが自然に澄むまで待ってからステンレスタンクで発酵。そのまま1年間熟成させた後、ベースワインと同じ年のモスト約7%と一緒に瓶詰め。天然の糖分と土着の酵母で2次発酵。3年間澱と共に熟成、その後デゴルジュマン無しでリリース。
■ルナール・レブーラ
2004年初リリース、フォヤナ、ブルニクのリボッラ100%。10月初旬に収穫。バリックで8ヶ月間スキンコンタクト。その後皮を取り除き、自然酵母で発酵。清澄、フィルターをせず細かい澱と共に瓶詰。そのまま4年間瓶熟成。
『ワインのルーツとなる狩人の物語からインスピレーションを得てルナールを造った。ワインは葡萄があれば他の物は何もいらない。少し手助けをするだけで葡萄にエネルギーがあれば宝石の様なワインが出来る』