ゲロヴァニ

標高1,200mの高地でのクヴェヴリ醗酵

修道士ガブリエルに学ぶ

 

ジョージアの伝統で、家庭でワインを造っていたアカキ。弁護士を仕事としていましたが、2006年、興味本位でガレージでのワイン造りを開始。その後、修道士のガブリエル(後述のガブリエルズ・ワイン当主)と出会い、彼の神秘的なワイン造りに魅了されます。2人は意気投合し、2017年にはガブリエルズ・ワインのセラーを借りてワイン造りを開始。一気に人気を博し、標高1,200mのツクルレティにワイナリーを開業。2023年には弁護士も辞め、完全に独立。ガブリエルの修道院ワインの伝統を引き継いでいます。

標高1,200mの高地でワイン造り

ジョージアの主要産地カヘティは平野部にあり、葡萄栽培エリアも標高は200mほどと非常に低地でのワイン造りが普通ですが、ゲロヴァニは全く違います。ワイナリーは標高1,200mの高地にあり、それ故にクヴェヴリを使用した発酵過程も全く違うのです。長期醗酵、長期熟成による旨味と繊細さを併せ持つジョージアワインは唯一無二と言えそうです。