スピリト・サンタ・ブランデー
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強く華やかで魅力的な香りと丸いテクスチャー

サンタ・ディエチ

スピリト・サンタ・ブランデー

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生産地 イタリア/トスカーナ
品種 サンジョヴェーゼ、プティ・ヴェルド、カナイオーロ、カベルネ・ソーヴィニヨン
ヴィンテージ 2011
受賞歴 絞り粕ではなく果汁
種類 蒸留
アルコール度数 41%
容量 500ml

甘く華やかな香りが非常に魅力的

甘く華やかな香りが非常に魅力的で丸くやわらかな口当たりと甘い余韻が永遠に続く

ライトボディ フルボディ
フレッシュ 複雑
酸味 甘味
タンニン弱 タンニン強

こんなワインです

サンジョヴェーゼ、カナイオーロ、プチヴェルド、カベルネフランのブドウの木からのIGTトスカーナ赤ワインで造る。伝統的なバーニョマリアアランビック蒸留器で2回蒸留。1回目の蒸留で得たアルコールは雑味が多いので2回目の蒸留で注意深く質の良い状態の物とそうでない物に分ける。その後アルコール度数を60%まで希釈し使用済みフレンチオーク樽にて2年間寝かせる。瓶詰前に2回フィルターをかける。その際アルコール度数は41%になってる。ボトリング後1年寝かせてからのリリースとなる。

サンタ・ディエチのワイン

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  • スピリト・サンタ・ブランデー

    サンタ・ディエチ

    強く華やかで魅力的な香りと丸いテクスチャー

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WINERY

生産者情報

サンタ・ディエチ

●5軒しか存在しない『シエナ』の造り手の1人●

会計士を辞めワイン造りに転身。キャンティの造り手パーチナにワイン造りを教わりながら、年々成長している若手注 目株。もう既に偉大なサンジョヴェーゼの片鱗を見せ始めている。

シエナに5軒残るカンティーナ

税理士として働いていた「ジャンニ・マッソーネ」はスト レス性胃炎で体調を崩してしまう。仕事を続けていく か悩んでいた時、相談したのが「パーチナ」の当主 「ステファノ」だった。

『妻の妹がパーチナのステファノと結婚していたので 親戚のような関係だった。ステファノの自由な生き方 に惹かれていった』

「ジャンニ」は税理士を少し休みながら自宅周辺の荒 れ果てた葡萄畑を再生し始める。

『2003 年にサンジョヴェーゼを中心にプティ・ヴェル ド、カベルネを植樹した』

お爺さんが所有していた 1.5ha の葡萄畑と 480 本の オリーヴの樹を含む 8ha の土地を相続し、地下を熟 成庫、ガレージを醸造所に改装してしまう。 場所はシエナの南 10km の丘の上。自宅の周辺が 葡萄畑になっている。その周辺を森林が囲っていて 自然に囲まれた環境。

『シエナには造り手は 5 軒しか残っていない。シエナ に近いので皆シエナで働くことを選び、葡萄畑は荒 廃していった』

「パーチナ」の「ステファノ」の協力で葡萄畑を再生し ていった。無施肥の自然農法を実践しながら、土壌 を作っていく。

『今まで一度も薬品を使っていない畑。除草剤も肥 料も使用していない。葡萄以外の植物が育っていた ので複雑性もある』

醸造に関しても全くの素人だったので「ステファノ」に 学び、自然なワイン造りを目指していった。

『50 年以上放置されていた畑。見た目は悪いが土 壌は健全だった。凝灰岩と砂を多く含む粘土質でト ゥーフォと呼ばれる』



年産500ケース

2007 年が初ヴィンテージ。年産 500 ケースの生産 量なので専業では不可能。税理士を続けながら、毎 朝、毎週末に葡萄畑を管理している。 醸造所は小さなステンレスタンクが 5 つだけ置ける小 さなもの。設備も最小限。

『発酵はステンレスタンク。温度管理機能は付いて ないので 30 度まで温度が上がらないように冷水を かけながら発酵させる』

発酵は野生酵母のみ。ボトリング前の極少量の亜硫 酸以外は何も足さない。清澄もしない。フィルタリング も行わない。 「サンタ・スビト」は樽にも入れないでステンレスタンク で熟成。何度か移し替えをすることで澱をひく。 「サンタ・ディエチ」はトノーで熟成。少しずつ色々な樽 を買い足していてフードル樽も試している。 以前は発酵容器も揃っていなかったので全品種を 同じタイミングで収穫していたが、ここ数年で分けて 収穫し、発酵させるように変更。

『カベルネは早く熟すので、以前は過熟していた。今 ではカベルネをベストのタイミングで収穫し、発酵で きるのでワインに構成力が出てきた』

樹が若いのでサンジョヴェーゼだけでは味の構成力 がなく、複雑味が足りない。最適のタイミングで収穫 されたカベルネはワインに背骨を与えてくれる。

『キャンティよりも重厚で硬いので飲み頃になるまで に時間が必要。今後は少しマセラシオンを短くして 飲みやすさを出したい』

「サンタ・ディエチ」のリリースは収穫後 5 年。バローロ よりも長い熟成期間を経てリリースされる。


家族を表すエチケット

自宅兼醸造所の隣には中世の塔が建っていてアグリ ツーリズモになっている。地下で自宅とつながってい てボトル熟成庫になっている。

『塔の地下を修復していたら、昔ワイン貯蔵庫であっ たことが判明した。その時にワイン造りという私の夢 の選択は正しかったと確信した』

「ジャンニ」と「エリサ」夫妻は 2 人の子供と共に暮らし ている。彼等のエチケットは家族を表している。

『樹は家と葡萄の樹を表す。4 つの葉は家族 4 人を 表していて、葡萄の樹のように家族 4 人が成長して いく様を表している』

また、彼等はサンジョヴェーゼを使ってブランデーを 蒸留している。果皮ではなく、果汁を蒸留したブラン デー「スピリト・サンタ」も秀逸。