バルベーラ・ダルバ2019

石灰質由来ののびやかな酸とフレッシュな果実感

ラバヤ・ディ・ブルーノ・ロッカ

バルベーラ・ダルバ2019

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生産地 イタリア/ピエモンテ
品種 バルベーラ
ヴィンテージ 2019
種類
容量 750ml

熟したベリーやブラックチェリーの強い香り

熟した果実(プラム、ブラックベリー、チェリー、赤桑)の非常に広くて強い香り。スパイス(ピンクペッパー)、トーストしたアーモンド。暖かく、香ばしく、調和のとれた、丸くて優しくエレガントな味わい。

ライトボディ フルボディ
フレッシュ 複雑
酸味 甘味
タンニン弱 タンニン強

こんなワインです

ネイヴェ村のクラとクラ・ファウゾーニの葡萄のみで造るので、ほぼクリュ・バルベーラ。土壌は青いトゥフォで石灰含有量が非常に多いのが特徴。樹齢は約50〜60年なので最高の状態。ステンレスタンクで7〜10日程度の短い醗酵。15度から始めて28度まで温度が上がる。移し替えてバリックに入れて12ヶ月間熟成。

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WINERY

生産者情報

ラバヤ・ディ・ブルノ・ロッカ

最も力強いバルバレスコ「ラバヤ」最上の造り手

バルバレスコを代表する畑ラバヤの最上部を所有
バリック熟成のバルバレスコと伝統的大樽熟成のバルバレスコ・リゼルヴァ


❖ブルゴーニュから学んだ❖
1834年、「フランチェスコ・ロッカ」と妻「マリア・アデライデ」がバルバレスコ村で野菜と果実の栽培を始めたのがラバヤ・ディ・ブルノ・ロッカの始まり。
1958年に村の中心にあった家を売り、当時は全く注目されていなかった郊外の「ラバヤ」に移住し、葡萄栽培に注力。葡萄栽培中心の農家へと変わっていきます。
『当時からラバヤは日照量が多かったので病気が少なく、高品質の葡萄が育つことで有名で他の畑とは区別されていた。その葡萄は高い価格で買い取られたのです』
当初は収穫した葡萄全量を協同組合や近隣の造り手に販売していましたが、先代が亡くなり「ブルーノ」が当主になった1981年にボトリングを開始します。
『父は醸造設備が高額なのと3年以上も時間を必要とするワイン造りに反対だった。葡萄を売れば1年でお金を得ることができるのだから』
当時のバルバレスコにはテロワールが無かったが、ブルーノは何度もブルゴーニュに通い、バリックだけでなく、テロワールという概念を学び、バルバレスコに持ち帰りました。
『バリックが重要なのではなく、テロワールという概念。収量制限。清潔な醸造環境等、今では当たり前の現代ワイン造りの基礎を持ち帰り、実践したのです』
収量を落とした葡萄は更にエネルギーを増していたので、バリックの酸素供給力がないとラバヤは強過ぎて飲み難いワインになりがちでした。バリックの酸素供給力は必須だったのです。
『バリックは36ヶ月以上、天日で乾燥させた香の弱いアリエ産を中心に木の段階から選び、ワインに余計な要素を与えないものを厳選している。香は必要ない』

❖トゥーフォ(青い石灰)ラバヤ❖
「ラバヤ」を中心にネイヴェ側の「クラ」「サン・クリストフォロ」「ファウソニ」、トレイゾにもいくつかの畑を所有。全ての畑はクリュを名乗れる区画と言うから贅沢です。
『ベースのバルバレスコもサン・クリストフォロ、ファウソニ、マルコリーノ、クラの葡萄をアッサンブラージュ。どの畑も他の造り手であれば単一で造られるような畑ばかり』
最も重要な畑「ラバヤ」はトゥーフォと呼ばれる石灰質の堆積土壌。南西向きで日照量が最も多いと言われます。盆地上になっている下部にはタナロ川が流れる理想的環境。
『ラバヤの土壌は珪素が強く出る。その為、他の畑より青がかった色調が特徴。近年、ラバヤは拡張されたが、拡張前のオリジナルの最上部を所有。ここが本当のラバヤ』
ラバヤの下部はタナロ川の湿気でカビが多く、熟度が低くなります。彼等のラバヤは中心の上部。最も条件の良いラバヤなんです。そしてその上にカンティーナが位置します。
『最近、獲得した畑がクラ。ラバヤと同じ南西向き斜面だが石灰比率が高く、日照量はラバヤより少な目。ワインは、より引き締まって繊細な味わい』
この硬い「クラ」を切っ掛けに息子の発案で、大樽で長く熟成させるバルバレスコ・リゼルヴァの醸造がスタート。バリックではない伝統的大樽で30ヶ月熟成させています。
『リゼルヴァは伝統的木樽で発酵。マセラシオンも30日以上と長く行う(通常は20日間)。よってバリックではなく、大樽での長い熟成で馴染ませる必要がある』

❖海藻で病気から守る❖
一時期はバローロ・ボーイズが導入したロータリーファーメンターを導入したが、抽出の調整が難しく、より時間をかけてゆっくり醗酵させる従来型の垂直型発酵槽に回帰しています。
『ロータリーファーメンターは果房がモストの接する面が多いので微妙な調整が難しい事に気付いた。テロワールの個性を最も強く感じてもらう為に垂直型に回帰した』
年毎の果皮の成熟度、硬さによってルモンタージュかピシャージュを使い分け、その回数を調節することでバランスの良いワインに仕上げている。
『僕達はモダンではない、もはやクラシックだ。30年前に収量制限、有機栽培、バリックを導入した時はモダンだったかもしれないが、今では、そんなもの当たり前でしょう』
更にセラー内は徹底的に衛生・品質管理が行われています。瓶内熟成中のボトルには蛍光灯の光を遮断するシートが掛けられ、全ての醸造器具は密閉保存されています。
『セラー内では葡萄、発酵由来の香や味わいを邪魔するバクテリアを嫌います。熟成庫の換気口はフィルターが付けられ外部からのバクテリアや菌の侵入を完全に防いでいます』
一方、畑ではブルーノになってから化学肥料は一切使用していない。ビオディナミでも使用が許されているボルドー液さえも使用しない拘りよう。
『ボルドー液に含まれる銅の毒性は強く6ヶ月以上土壌に残留する。更に銅はネッビオーロの命である酸を下げてしまう効力もあるので絶対に使わない』
畑で使われるのは天然の硫黄、海藻を粉末にしたもの、色々なハーブ、グレープフルーツの果皮等々。全て天然の素材で地中にあって不思議ではないものだけ。栽培から醸造、熟成までブルーノの美意識が細部にまで活かされたワイン造りがブルーノ・ロッカ。他のどの造り手とも違う独自の世界観があるんです。