コート・デュ・ローヌ・ブラン2023

古樹のブールブーランを使用

シャルヴァン

コート・デュ・ローヌ・ブラン2023

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生産地 フランス/ローヌ
品種 40%ブールブーラン、30%クレレット、20%ルーサンヌ、10%グルナッシュ・ブラン
ヴィンテージ 2023
種類
容量 750ml

ブールブーランの美しい果実味と酸

古樹のブールブーランにスポットライトを当てたキュヴェ。ブールブーランの持つ美しい果実味と酸が見事に表現されています。レモンや洋梨の熟した果実味があり、フレッシュかつ複雑味のある味わい。サラダなど前菜の軽いテイストから、白身のお肉と合わせて食中酒としても楽しむことができます。

ライトボディ フルボディ
フレッシュ 複雑
酸味 甘味
タンニン弱 タンニン強

こんなワインです

40%ブールブラン、30%クレレット、20%ルーサンヌ、10%グルナッシュ・ブラン。典型的ガレの土壌と一部砂質の畑。1930年に植樹されたブールブランが主体。全ての品種をセメントタンクで一緒に4週間発酵。その後、20度以下に保ちながら熟成。1,200本のみの生産。

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WINERY

生産者情報

シャルヴァン

●『全房発酵』『コンクリートタンク熟成』●

R.パーカーがラヤスに最も近く、ラヤスより重厚と評した若手注目株は伝統的醸造に拘り、自然で綺麗なシャトーヌ ッフ・デュ・パプを目指している。唯一無二の個性。

1990年初ヴィンテージ

ドメーヌ・シャルヴァンは1851年に「ギョーム・シャルヴァン」によってシャトーヌッフ・デュ・パプの北端、オ ランジェに創設された。当初は野菜と葡萄の栽培を行う典型的な栽培農家であった。

『100年後の1951年に醸造を開始。一部はボトリングしていたが、ほとんどはバルク販売していた』

1990年に現当主「ローラン・シャルヴァン」が20代の若さで相続すると畑の改良を進め、品質重視に切り替え、ボトリング比率を高めていく。

『6代目ローランは若く積極的で有機栽培を開始。更に伝統的全房発酵と大型セメントタンクでの発酵・熟成を導入した』

1990年が正式な彼等のファースト・ヴィンテージで当時は全く無名だったが、R.パーカーが「ラヤスに最も近い造り手」と称したことで注目される。 代々、北部の北斜面の多様性のある土壌を持つ畑を所有していたのも幸運だったが、若く真面目なローランの仕事で一気に評価を高めていった。 当時の所有畑はシャトーヌッフ・デュ・パプは4ha のみ。徐々に増やし、現在では8haを所有。シャトーヌッフに隣接するコート・デュ・ローヌにも12haを所有している。


北部北向き斜面

『所有畑は全てシャトーヌッフ北部の北向き斜面で粘土石灰質を中心に砂岩質、チョーク質も含む。南部の大きな石に覆われた暑い畑ではない』

キャブリエール、モーコイユ、アルネスクの3つのリューディに位置していて、14区画に分かれている。全て北部。典型的な「ガレ・ルーレ」と呼ばれる石に覆われた畑は少ない。沖積層由来する海洋性砂岩の畑と赤い粘土質の畑が主で、ローヌ川に方面では僅かにチョーク質の畑も所有する。

『グルナッシュは酸性でPHが高い土壌と相性が良い。砂岩は酸性でPHも高いので理想的』

また、北向き斜面は日照量が比較的少なく、葡萄の成熟がゆっくり進むのでフェノール類が複雑で豊富になる傾向がある。 ローランは暑いシャトーヌッフでは石に覆われた畑や南向き斜面は過度に葡萄樹を暖めてしまうので、ワインに緊張感が足りなくなると考えている。

『石に覆われた畑は過熟気味で熱さを感じさせる。 決してガレ・ルーレが最高の条件ではない。色々な土壌のアッサンブラージュが重要』

シャトーヌッフの標高は120m程度と低く、年間を通して温暖でミストラルによって乾燥しているが、ローヌ川のお陰で地下に水脈があり、葡萄樹は過度な水分ストレスはない。更に、グルナッシュは寒さに弱く、晩熟な品種なので9月も暑いシャトーヌッフの北側斜面でゆっくり成熟することで複雑味を得ることが可能になっている。


全房発酵・セメントタンク熟成

1990年が初ヴィンテージの新しい造り手でありながら、栽培、醸造、熟成まで現代的な要素は全く無い のがローランのワイン造り。畑では除草剤、防虫剤、防カビ剤は一切使用しない有機栽培を実践。醸造面も栽培同様に、過度な介入を避けるミニマリスト。

『80%がグルナッシュでシラー、ムールヴェードル、ヴァカレーゼ、カリニャンを栽培。シャトーヌッフは全て樹齢50年以上』

最も古い区画は1910年に植えられた区画で最も若い区画でも1970年代に植樹されている。仕立ては伝統的「ゴブレ」。収穫は全て手収穫。全房を使ってセメントタンクで 発酵。酵母は野生酵母のみ。

『濃厚さが求められるシャトーヌッフで全房発酵する造り手は一時期シャルヴァンだけになっていたが、近年少しずつ増えてきた』

果実だけでなく、茎まで熟した房でないと全房発酵はできないが、北向き斜面の畑はゆっくり熟すので茶色く熟した茎を使える。

『全房はワインに適度なタンニンと清涼感を与えるだけでなく、酵素の働きで発酵をスムーズに進める力も持っている』

発酵槽は大型の伝統的セメントタンク。マセラシオンは約1ヶ月間と現代のシャトーヌッフ・デュ・パプでは異例の長さ。ほとんどの造り手がバリックで熟成させる中、ローランのセラーには1つのバリックも無い。

『土地の味を表現するには、できる限り何もしないのが正しい。香やタンニンを与えないセメントタンクでの熟成が最も適している』

R.パーカーは「シャトーヌッフのリシュブール」とシャ ルヴァンを評したが、一方でラヤスより重厚とも評している。自然な造りの彼等のワインは流動的だが古樹だからこその重厚な味わいも持っている。