こんなワインです
モスカートの搾りかすを使いオーク樽で熟成したグラッパ。
銅製のアランビック蒸留器で蒸留。
蒸留後出来るだけ長く酸化しないステンレスタンクで長い時間休ませ、
その後オーク樽で熟成。
18℃くらいでコニャック用のような大きなグラスで飲むのがおすすめ。
柔らかくグラッパになってもモスカートだとすぐわかるような華やかな香りが印象的です。ほの甘い余韻がつづきます。
シボーナのワイン
WINERY
生産者情報

シボーナ
蒸留所登録 No.001『最古の蒸留所』
その安定した品質と歴史で人気のグラッパ醸造所シボーナ。ヴィナッチャを提供する造り手達からの信頼も厚く、優良生産者のヴィナッチャを手に入れている。
❖イタリア最古の蒸留所❖
ピエモンテにおける蒸留酒の歴史は古い。1443年に この地域の税関書類に蒸留酒の記述を見つける事が出来る。(当時はプランタと呼ばれていた)アルバから数キロ離れたロエロ地区「ピオベジ・ダルバ」に「シボーナ」蒸留所は位置する。
『ピエモンテだけでなく全州のソムリエから信頼を集め、星付きリストランテには必ずオンリストされている老舗ディステレリア』
蒸留所は国によって管理されており、グラッパを造るには認可が必要になっている。生産量も専用の計器でカウントされ、それに応じて税金が徴収される。
『シボーナの歴史は100年を越す。国の指定機関U.T.F(蒸留所商取引監督機関)の登録ナンバーは001。イタリア最古の蒸留所』
彼等は品種毎にグラッパを蒸留したことでも有名。ピエモンテの地品種それぞれの個性をワインのように 表現するグラッパを造っている。伝統的な蒸留所である彼等は近年、6年間の樽熟成や「マディラ樽」「ポート樽」「ウィスキー樽」での熟成など新たな挑戦も始めている。
■ゴッチェ・ディ・グラッパ(チョコレート)
『グラッパを楽しんでもらいたい。ピエモンテの特産品であるチョコレートの中にグラッパを入れたゴッチェ・ディ・グラッパも新しい試み』
「ゴッチェ・ディ・グラッパ」は地元名産のチョコレートの中にモスカートのグラッパを詰めたもの。
❖ワイン生産者からの信頼❖
100年の歴史の中で1度もぶれることなく品質至上主義を貫いてきた「シボーナ」は造り手からの信頼も厚い。 品質の高い「ヴィナッチャ」を手に入れることが一番重要。色々な要素が多い果皮は香も味わいも豊かなグラッパを造れる。農薬で生かされた「ヴィナッチャ」には香の要素はほとんどない。「マッテオ・コレッジア」「コンテルノ・ファンティーノ」「レナート・ラッティ」「マッソリーノ」「ヴィエッティ」「エルヴィオ・コーニョ」。 シボーナへヴィナッチャを提供する周辺の生産者もビッグネームが揃っている。
『良いグラッパを造るには高品質の葡萄生産者に信頼してもらい協力してもらうこと』
皆、最高の状態での搬入に協力してくれる。彼等のグラッパは世界中の品評会でも高評価を得ている。それなのに価格は良心的。
■International Spirits Challenge 2015Grappa Porto Wood:Silver medal 2015Barolo grappa Tuttogrado: Bronze Medal
■Internationaler Spirituosen Wettbewerb 2014Barolo grappa Tuttogrado:Golden medal 2015Grappa Porto Wood:Silver Medal 2015Amaro Sibona:Gold Medal
■International Wine & Spirit 2013Grappa Porto Wood:Silver Medal 2012Grappa di Moscato:Silver Medal
■Guida Bibenda 2016Grappa di Moscato:5 Grapes 2015Grappa di Moscato:5 Grapes
『毎年、寒くなってから職人の手造りで造られるものでプティフール代わりに楽しまれている』
❖アルコール57.5%のトゥットグラード❖
シボーナは葡萄の搾りかす(ヴィナッチャ)の鮮度に強い拘りを持っている。更に、単一品種でのグラッパ 造りに拘り続けてきた。厳選された新鮮なヴィナッチャを使って、それぞれの葡萄の香や成分を最大限に引き出す。香り高く、その年の葡萄を表現したグラッパを目指している。
■トゥットグラード 中でも注目したいのが「トゥットグラード」グラッパ・ディ・バローロ。毎年決まった造り手のヴィナッチャを使用する。 絞りきったヴィナッチャは各生産者から同じ日に搬入され、香が飛ばないうちに蒸留に入る。
『オーク樽で熟成した後、リムーザン産新バリックに入れて熟成。その後、加水を極限まで抑えてボトリング。圧倒的な香と深みを得ている』